革の染色なんてプロや上級者、天上人のする所業だと思っていました。コジマッティです。
今回は革の染色をやってみた話。どんな染料で革がどう変化するのか書いていきたいと思います。先に言っておきますが、きれいな写真やカッコいい写真は出てきませんよ。
使う染料・革
使うのはクラフト染料の焦茶と赤茶。
クラフト染料は水性で使いやすいよ!というのをネットで見かけましてね、プラモの塗装もやらなかった僕ですがやってみましょう!
そして焦茶と赤茶ってどれぐらい違うのか?を確かめてみたいと思います。果たしてヤングバックスぐらい見分けがつかないのか?どうなのか?いやヤングバックスは見分けつくな。ウン。
そして革は古~いハギレ。
染色をやってみようと思ったのはこの古~いハギレのせいでもありまして、シミやシワが染めてしまえば目立たないのでは?という浅~い考えで染色をやってみようと思った次第です。
いざ染色!
まずクラフト染料をプリンの空き容器に入れまして、水で薄めます。
もうこの時点で失敗してるんですよ。どう失敗したかはあとでまとめますね。
染料は100均のメラミンスポンジで塗り広げていきます。ドキドキ…。
では早速、一回塗ったところ。
ほぉ~こうなるのかぁ~って感じで恐る恐る塗ってみた一回目。なんとなーく染まってますがムラがかなりありますね。
では二回目いってみよう!
ふむ、大分染まったように見えます。革がどんどん水分を吸収していってるが、これは乾くのを待った方がいいのか?
分からんので三回目塗ってみましょう!
おお!染まった感じするゾ!
できるやん!俺!さすが器用貧乏!
一晩おいて完全に乾いてみたら
あ、あれ?薄くなってる…。
そうかー革が濡れていると色が濃く見えるのね。これも経験。
染色した後は保護するためにレザーコートを塗るといいらしい…。なんとなく選んだマットの方を塗ってみると
あれ?なんか見たことある感じ!
ちょっと光沢が出て、表面がツルツルになりました。
まとめ
今回分かったことは
革の染色はできる!しかも楽しい!
塗装とかやってこなかった人生でしたが、染色の楽しさに目覚めそうです。人生はチャレンジだ!
そして今回初めて染色してみたわけですが、たくさん反省点がありました。
・染料を入れる容器は白がいい
「捨てられるから」という理由でプリンの空き容器を使いましたが、黒は使っちゃだめです。水で薄めた染料がどれぐらいの濃さかさっぱりわかりません。
・染料は量る
そして染料の濃さは量ってコントロールできるようになりたいですね。出来上がりは狙った色を出したいものです。
・乾いてから塗りなおせばよかったのでは?
水分が乾いてみたら色が薄くなってしまいましたが、そのまま上塗りすればよかったのでは?そうすればもうちょっと色濃く染色できたのでは?これは次回の課題ですね。
さて次回は染色した革をつかってパスケースを作ろうと思っていますよ。先に言っておきますが失敗します。
そして床面(ざらざらしてる方)はどうなっているかというと
全然染まってません!