Mr.Children30周年おめでとうございます。
今回はただの感想文。自分とミスチルを振り返ってみます。
ミスチルファンになれなかった男
なんとなくつけた歌番組(Mステ)で好きなミスチル30周年記念特集!
ライブ会場で「あなたがミスチルで好きな曲は?」って聞くんです。
・名もなき詩
・口笛
・抱きしめたい
とか出てきて「うんうん、いいよねー」って最初は聞いてた……
「ミスチルのライブに彼女と行って、そのあとプロポーズしました!」
「今日はミスチルファンの仲間(男女混合)で来ました!イエーイ!」
「ミスチル好き同士で結婚して今は娘もミスチルファンです」
もうやめて…!タモさん……っ!
眩しすぎるからキラキラした世界を見せないで。その飛行石をしまってくれ!
いやミスチル好きですよ?今でも
箒星のCDを買ってヘドバンしたことmixiに書いたなぁ
「よくミスチルでヘドバンできるね(笑)」
って言われたなぁ~譜面も読めないあんちくしょうめ
でもミスチルファンにはなれなかったなーと思う人生でした。
ミスチルで好きな曲は?って聞かれて
「デルモ」
って言ったら
「えっ?」ってみんなが異端者みたいに扱って
そんな奴です。キラキラした世界になじめない旅人。
ライブにも行ったことないし。
そうそう、わが町にもミスチルが来てくれたことありまして
休日出勤で行けなかったんですよその日。他の部署の人間は行ってましたけど。
たぶんライブ会場になじめないから正直ホッとしたのは誰にも言ってない。
やっぱりミスチルは好きだからCD何度も何度も聞いて
『跳べ』なんて僕のための曲だ!
なんて思ってたけど、僕のための曲じゃないですよね。みんなの曲ですよ。
どこかで気づいていくんですよね
自分とミスチルは同じ人間じゃない。
ミスチルが嫌いになったとか熱が冷めたとかじゃなく
気持ちが落ち着いた。
ゆーっくり時間をかけて落ち着いていきました。
自分をミスチルファンと呼ぶにはちょっと違うんですよね。
キラキラしなかった自分がミスチルと付き合うべき距離を見つけたというか。
だからファンのみなさんがどうとか言う話ではないですよ。あくまで僕の話。
くるみ
で、最近くるみを聴いたんですよ。
MVのオッチャンぐらい泣いた。いい大人がオイオイ泣いた。
ブワーってなってどうにもならなかった。
自分はミスチルファンにはなれなかったけど、こんなにも涙がでるのか。
よかったことだけ思い出して~
って全然よかったこと浮かんでこなかったわ。しんどかったことばっかり。
ミスチルをはじめて知った30年ぐらい前
そのころ想像した自分と今の自分はだいぶ違うし
しんどい思いも想像以上にあった。
今は幸せだと胸張って言える
僕のした単純作業が誰かの笑顔につながっていると思う。
今の自分になれたのはいままでがあったから
ミスチルをMDプレーヤーで聴きまくってた時代もあったから
カツアゲされてもふがいない自分に銃口を突きつけろって頑張れたから
だからミスチルには感謝しています。たとえファンではなくとも。
しんどい時に必ずミスチルを聴くわけではないけど
くるみみたいに心動くのがミスチル
そんな距離感で応援しています。
あとがき
こんな感想文を読んでいただいてありがとうございます。
自分とミスチルを振り返ってみると
キラキラした世界への恨み節ばっかり出てしまいそうでした。
いけませんね。
実のところミスチルには
どんだけ世界憂うねんとか愛だの恋だのもうええわとか思うこともあります。
ただミスチルが好きなのも事実なんで、そこは複雑なもんです。
またミスチルについては振り返らないと書ききれませんね。
今度は40周年かな?50周年?
ずっと走り続けてください。僕は聴いてます。