いつかやりたかったヌバックレザーのワックス加工、登山靴なんかでやるアレです。
私のお気に入りDannerのCombat Hikerは大分くたびれてしまいましたので、思い切ってガラッと雰囲気を変えてやります、自分で!
ちなみにどうやってワックス加工をしたらいいか?ずーっと考えてたことをまとめたのはこちらの記事ですよ。
大改造‼いきなりビフォーアフター伝説!
まずは完成したものをどうぞ
ヌバックレザーのワックス加工ってやつは革の質感をガラッと変えてしまうので、このように変化してしまいます。色は濃くなるし、表面はつるっとモチモチした質感になりました。
こんな風に変えたくない!元のままのやさしい風合いでいてッ!って方にはワックス加工は合わないかと。
あと僕と同じやり方でやって失敗しても自己責任でね!
今回の作戦
ワックス加工の手順は
①水拭きにて汚れ落とし&保湿
②ニートフットオイルを塗って給油
③アクティブレザーワックスで表面をコーティング
この手順でいきます。前回の方がなぜそうするのか?を詳しく書きましたので校長先生の話より長くてもよければどうぞ。
身近にあるものをなるべく使うということをポイントにしていますよ。(言い換えるとケチ)
①水拭きにて汚れ落とし
まずは靴紐をはずして、ブラシで大きい汚れを落とします。サッサッとね
で、雑巾で全体を水拭き。意外と汚れが取れますねー。やだ…恥ずかしいわ…!
今回は水拭きだけにしましたが、汚れ落としを使ってもいいと思います。ブーツの汚れ具合を見て判断すればいいさ!
②ニートフットオイルを塗る
さて、ニートフットオイルはレザークラフトなんかで使っているものです。古いTシャツにて少しづつ塗っていきましょう。なんちゅう色のTシャツや!
ヌバックレザーにニートフットオイルを塗ったらどうなるか?
こうなります。左足が塗った後。
見た目には色が濃くなり、しっとりした手触りになりますね。「ヌバックレザー ニートフットオイル」で検索しても出てこないので私が人柱となりましょう!ちなみにオイルを入れたヌバックをオイルドヌバックという、これはまだほど遠いですね。
ちなみにヌバックレザーにはリキッドタイプの栄養剤もあります。そうです、これを買うのをケチったんです。
③アクティブレザーワックスで表面をコーティング
みんなー!アクティブレザーワックスさんだよー!
やっぱり古いTシャツで少しづつ塗り、ヌバックの起毛をならす感じで進めていきましょう。
みんな気になってる古Tシャツはカーチャンが買ってきたもの、なんと15年は着ました。着れなくなっても活躍してくれています。ありがとうカーチャン…。
ちょっと塗った感じ。いけるんちゃう?ワテでもワックス加工できてしまうのとちゃいますのん?
オイルと足したとしてもヌバックにワックスは全然伸びません。起毛を寝かせるようにちょっとづつ、ちょっとづつ全体に塗りますと
このようになりまして
右足がニートフットオイルのみ、左足がニートフットオイル+アクティブレザーワックスです。いいんじゃないか?
アクティブレザーワックスは薄く全体に塗りまして、一回だけだとなんか足りない。ちょっとづつちょっとづつ三回塗ると・・・
完成だ!
きゃー!思ってた感じにできたー!
ねぇよくない?よくないこれ?
これがやってみたかったのよ!
水だって弾くのさ!
まとめ
早速履いて歩いてみました。履き皺がでてさらにいいですね。
失敗点は
金具周りにワックスが行き届いてなかった
僕はTシャツでやりましたので、細かいところへ指が届いてなかったようです。これはペネトレイトブラシっていう靴クリームなんかを塗り拡げるブラシを使ったらできそうですね。
最後にやり方として
今回は根気よくワックスを塗り込んでいきました。ブーツ全体を濡らしてから防水ジェル+ワックスという方法だと広がりやすく馴染みよいかと思います。まぁやってみないとわからんさ!
同じことする場合は自己責任で、プロに任せるという方法もありますよ。
ではまた