革包丁は切れ味が大事!(当たり前か)
そして切れ味の維持には研ぎが大事!(これも当たり前)
でも研ぎの技術なんてない!
そこで僕のようなずぶの素人でもきちんと研げるようにミニ四駆のパーツを使ってサポーターを作った話です。
みんなーミニ四ファイターには内緒な!
本題の前に
さてさて本題に入るその前にお断りです。
僕はミニ四駆のパーツを流用して革包丁研ぎサポーターを作ることはできましたが、あまりマネするのはおすすめしません。というのは無理くり作ったからです。
そもそも手元にミニ四駆のパーツがあるっていう人も少ないでしょうし。
で、世の中にはいい商品がありまして
こちら。
さんた屋さんの革包丁研ぎサポーター、めっちゃいいです!自分で作ってみてすごさが分かります。シンプルで正確、自分で作るのは大変だし自信ない方にはおすすめします。
作ったサポーターはこれだ!
長ーい前置きは後回しにして
はい!こんなのを作りました!
とはいってもミニ四駆のタイヤ&シャフトにステーを切って取り付け、スペーサーでいい感じの位置に止めただけです。
そして革包丁へは輪ゴムで固定しました。一応刃先の角度を計算して、その角度が保てる位置へ固定しています。
どうやって使うかというと
こーんな感じで朝早くから研いでます。
— コジマ (@inakagurashinok) March 26, 2021
家族が山姥の夢を見てないか心配。 pic.twitter.com/3QqEe9YQJ4
このように砥石の上でコロコロして使います。一応角度は保たれているので、包丁のしのぎ面が一定に研げるはずです。サポーターの位置が動かなければですが…
僕の技術ではこれが限界、まあこんなのもあるよってくらいに思っておいてください。
ちなみに使ったミニ四駆パーツはこちらです。
そしてこのサポーターへ至るまでに考えたこと、長~い前置きはこれから書きますネッ☆
実際に研いでみた話はこちら
長~い前置き
ここからうだうだ長い前置きです。写真もないおじさんの自分語りなので、覚悟のある方だけ読んでみて下さいね。
まず『なぜ革包丁研ぎサポーターが欲しいか?』
これには二つあって、自分には研ぎの技術がないことと、革包丁を鋭角に研ぎ直したいから。
レザークラフトをするようになって刃物を研ぐ機会は増えましたが、技術はまだまだ。また革包丁を鋭角に研ぎなおすので、最初はバシッと角度を決めておきたいと思っていました。
そこで革包丁研ぎサポーターの出番。
サポーターに求める条件としては
・角度が一定に保てる
・包丁に固定したまま裏も研げる
・砥石の上をスライドさせても削れない
・手元にある材料だけで作る(お金を掛けられない)
でした。
材料探しにホームセンターをうろついたり、文房具屋さんを冷やかしたりしましたがいいものがない。よさそうなものはサイズがデカイ。
例えばどこのホームセンターにでもあるL字ステーを使ったとしましょう。
包丁の固定をしつつ砥石の上をすべるようにローラーを取り付けたい。二つの軸ができるようにネジを組み合わせたらできることはできます。でもデカくなってしまい、刃先の角度を鋭角にできません。
固定しつつコンパクトに、『両方』やらなくちゃならないってのがつらいところ。
あれ?そーいえば前にハマッたミニ四駆があったな?
小さい部品ばっかりだし使えるのでは?
ということで引っ張りだしてきまして、にらめっこすること数日。
結局簡単な形しかできないし、鋭角に研ごうとするとゴテゴテしたものは作れないな!
ということでできたのがこの形。
まずガイドの高さを測り、刃先の角度から固定する位置を計算します。sinとかcosとか思い出してね!包丁の厚さも考慮に入れるのよ!
で、位置が計算できたらステーを削ります。包丁の柄の部分に当てて前後にずれないように、ちょうどいい位置になるまで削りました。あとは輪ゴムで固定するして研ぐだけです。
こんなんでちゃんと研げんのかい、ワレェ!なんとか研ぐことはできましたよ。ただ問題があって今の包丁の長さだったらいい角度の決まるのですが、研ぐにつれ包丁が短くなると、どんどん鈍角になってしまうはずです。
先のことはまた考えるとしておじさんの自分語り以上です!
まとめ
さて作ったサポーターが実際どのように研げるのかは次回の記事にまとめたいと思いますので、お待ちくださいませ。
ところで
ミニ四駆のパーツは削ったらルール違反なんですって!みんなミニ四ファイターには内緒な!