前回（【レザークラフト】気軽に持ち出せるサコッシュを自作する①～愛と悲しみの下ごしらえ編～ - 田舎ぐらしのコジマッティ）は我が妻、S子様のからご依頼いただいたサコッシュの下ごしらえまででした。今回は組み立てて完成まで頑張ります。
サコッシュの組み立て
今回もたくさん失敗しながらの制作だったんです…うだうだ言ってもしょうがないので組み立て手順を一気にいきます！
開口部とベロの取り付け
開口部は先にマグネットホックを取り付けてありますので、裏表に気を付けながらベロと一緒に縫い付けます。ベロがあるほうが表（体からみて外側）。
かの長州力は大仁田厚に「またぐなよ」と言いました。越中詩郎に「またがせるな」とも言いました。
このサコッシュはベロをまたがずに縫い付けてあるのがポイントですよ。これもマネですが。
裏返してサイドを縫う
本体を裏返しの向きにして、サイドをゴムのりで仮止め。そこを塗っていきます。
これを裏返せば袋になり本体の完成なのですが…。続きをご覧ください。
袋返しに大苦戦
革は厚いので布みたいに簡単には裏返りません。しかも2㎜もある革を使ってしまいましたのでちょっとづつ、折り目を少しづつ動かしていくイメージで裏返していきます。
ハァハァ…あと少し…あと少しなんだけど！
一時間ほど頑張ってもどうーしても裏返せない、押しても引いても揉んでもムリ！
うすうす気づいてはいたんですよ？
果たしてきれいに裏返せるのか？まして2㎜もある厚い革です。分かっちゃいたけどこれは設計が悪いですね。きれいに裏返そうとすると真四角ではなく余裕を持たせるか、薄い革でやるか。
とりあえずどうしよう？
糸をほどいて、底を丸く内側に縫いなおして、余計な部分をカット。これでいける！かな？
そして完成
なんとか裏返せました。
が、いまひとつです。もっと内側に切り込んだ方が良かった感じですね。ちょっとだけ裏返しきれない部分が残り、横から見るとがたがたしています。 
あとは金具をカシメで止めてー
完成！
まとめ
初めて作った革のバッグは課題が残る結果になりました。我が妻S子ちゃんは喜んでくれていたようでめでたしめでたし。（ですよね？）そして色々とアドバイスを下さった皆様、ありがとうございました。
次回への課題としては
・今回のサコッシュをベースの型紙を作る
・薄い革を使うor漉く
こんな感じでしょうか？自分用にも作ろうかなー？
では最後に今回の失敗をまとめてどうぞ（ジャッキー・チェン映画の最後にいつもあるNG集みたいな感じで）
・マグネットホックの位置が合わずに組み立ててからやり直した
・金具の色を揃えないマンは私です。
・せっかく染めた部品をなくした
の三本です。ではみなさん次回もお楽しみに！
