田舎ぐらしのコジマッティ

DIY、家庭菜園、キャンプがメイン。庭づくりはじめました。

革砥を自作してみたら簡単だったので詳しく

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革砥って「かわど」って読むんですね…。ずっと「かわと」って呼んでました、今回も読んでくださりありがとうございます。

今回は革砥を自作する話を詳しくまとめます、珍しくほとんど失敗しませんでしたよ。

関係ないけど頑張れマスター・ワト!(分かる人に届け!)

革砥ってなんだ? 

キャンプで使うナイフとかレザークラフトであれば革包丁とか刃物の手入れに欠かせない革砥、間違いを恐れずに言うと革砥って「研磨剤を擦り込んだ革」のこと。

刃物の研ぎの仕上げに使ったり、台所で包丁の手入れに使ったり家の中でも使う場面は多く持っておいて損はないですよね。

そして革砥は普通に売ってます。

これをポチらずに作りますよ!作るのなんかメンドクサイ…って方は買った方がいい。でも2.3千円します。高いなと感じれば作るのが吉。安くできまっせ!

準備するもの

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材料はですね

・木の板

・革

・青棒(研磨剤)

・ミシンオイル

この4つだけです。木の板に革を貼り付け、青棒を塗りこみ、ミシンオイルでなじませるという工程で作れます。完成が見えるでしょう?簡単そうでしょう?

木の板とミシンオイルは100均にも売っていますし、青棒はホームセンターにあると思います。僕の場合はホームセンターの廃材(100円ぐらい)と革のあまり。青棒を探すのにてこずりまして、ええAmazonで買いましたよ。

革は適当なハギレで十分です。革を扱っている手芸屋さんでハギレを安く調達できますよ。

ち・な・み・に研磨剤は金属磨きのピカールでも問題ないです。僕の場合は青棒を他にも使いたかったので青棒を選んだだけです。※ピカールの場合はミシンオイルがいりません。

革砥の作成

ではここから僕のやった作り方

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まずは革を木の板に合わせて切り出し貼り付けます。両面テープが凸凹しないのでおすすめです。

革の向きには気を付けて!ザラザラしている方(床面と言います)が表になるように貼り付けます。ザラザラしていないと青棒が擦り込めませんので。

さて問題はここから

青棒はどれぐらい擦り込めばいいのか?どう変化していくのか?というはやってみないと分かりませんよね。詳しく見ていきましょう。

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まずは革に青棒を擦り込んでみた感じがこちら。革の繊維の隙間に入り込んでいます。このままある程度まで擦り込んでいきましょう。チョークで黒板に書く感じに似てるかも。

そうすると青棒の粉がポロポロ落ちて擦り込めなくなってきます。ここでミシンオイルの出番!

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ミシンオイルを垂らすと青棒の粉が定着してより擦り込んでいけます。

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都度ミシンオイルを垂らしながら、全体的にまんべんなく青棒の層ができるまで擦り込んでやりました。

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ステキなコースターですね

端材の厚みが持ちにくいので、持ち手を削っていきましょう!

のこぎりで切ってーナイフで削ってー持ちやすいように形を作りました。なじむ!なじむぞ!

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完成ッ!のこぎりの位置をミスった痕跡があるけどいいもん!

早速使ってみましょう!

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包丁はよく切れるようになりましたが、青棒の粉がボロボロ落ちてくる。ちょっと塗りすぎたかな?

 

まとめ

久しぶりに失敗なくできたかと思います。あるとすれば先に取っ手を削っておけばよかった、というかやりやすかったでしょう。今回の教訓は

・革砥の取っ手はさきに削るべし!

・青棒の塗りすぎはダメよ

手が青棒だらけになってしまいました。

ナイフにも包丁にも使える革砥、なぜ作ったかと言うと…

革包丁を買ってしまったから!